一年ぶりに出たレインシリーズの最新作です。
待った甲斐があったというか……やっぱりレインは最高!
あのストーリーの流れやキャラクター、文章すべてに魅力を感じます。こんなファンタジー小説はないんじゃないかと思うくらいの楽しさ!
伏線の引き方も上手いから、多すぎてぐちゃぐちゃになっていることはなく、その場その場の動向を気にさせながらも、「え、何かあるの?」と読者に思わせるところがすごい。
これは面白いなと思うのは、レインはカタカナ名……つまり英語がでてきたりしますけど(ライトニングソードとか)、異世界が繋がっていて、それを渡ることのできる人達がいるのならありだと思います。
普通なら異世界なのに英語が存在してはいけないから、地の文や会話文で英語を出すのは宜しくないとされているんですけど、見事にそれを克服している設定だと思います。
うん、本当にすごい。
さて、今回の話に触れますと……(以下多少のネタバレを含みます)
なんだか最後は気になるところで終わったなー、と(笑。
シェルファピンチですけど、レインは間に合うんでしょうか。
けど、彼女にはもうひとつの人格(?)があるので、そっちのほうが出てきたら大丈夫ような気がします。だって、ミシェール……だよね?
今回の話でミシェールのほうの人格と、シルヴィアが対決するシーンがありましたけど、普通に戦ったらどっちが強いんだろう。個人的にはものすごくシルヴィアが好きなので、シルヴィアに買って欲しいと思いますが、うーん……。
それにしても、レインは過去色々なことをやっていたみたいですが、なんとまあ革命までやっていたとは驚きです。サンクワールの国内(シェルファやラルファスはそんな心配はしないだろうけど)にレインの過去が知れ渡ることがあれば、波紋を呼ぶんじゃないかな。
まあ、レインなら大丈夫だと思いますけど(笑。
これ以上書くと、重要なネタバレをしてしまいそうなのでやめておきます。
とりあえず、楽しかった。本当に楽しかった。
次回はもっと早く新刊出て欲しいです。
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英語はそれなりに読んだり聞いたりして理解できるけど、喋るのはあまり得意ではなかったり。第二外国語ではフランス語、第三外国語ではラテン語を学習中。
将来的には作家になりたいので、創作の肥やしにするために色んなものを聞いたり見たり読んだりして経験値を増やそうと日々奮闘してます。
くわしいプロフィールは下のURLから。
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