映画三本。

・幸せの一ページ
・ブーリン家の姉妹
・レッドクリフ

　この三本を12月までに必ず見ます。
　ちなみに、ジョディ・フォスター主演の「幸せの一ページ」は来週の日曜日にユリと行く予定です。私はジョディ・フォスターの演技が好きなのですよー。
　「レッドクリフ」は、世界史好きにはたまらない……つーか、中国史好きにはたまらない、三国時代の有名な赤壁の戦いを描いた映画ですので、かなり楽しみです。こういった映画に常連のチャン・ツイィーが出ないのは残念ですが、しょうがない。
　で、一番楽しみにしているのが「ブーリン家の姉妹」。
　私は女優ではナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが好きなのですが、まさかその二人が共演する作品が現れるとはびっくりしています。それが「ブーリン家の姉妹」。英国十六世紀ヘンリー八世の二番目の王妃アン・ブーリンとその妹メアリー・ブーリンの姉妹を描くお話しだそうで……、今度世界ふしぎ発見で特集をやるらしいです。
　本当に楽しみだなー。
　私は英国の歴史ではテューダー朝辺りまでが一番好きなので、楽しみでっさー。
　来年か再来年辺りは、原作者が同じの「メアリー・スチュアート」をスカーレット・ヨハンソンがやるらしいので、それも見てみたいです。

　さて、以下は現在考案中のお話のストーリーです。

　広大な大陸と島に数十の国々が乱立しする世界ユーヴェ＝ラスフェル。
　その世界では、各国の国主に政を行う権利があれども、実質すべての権力を掌握しているのは世界政府ジィアムだった。過大な重圧や強大な拘束によって、人々の心の中には政府への対抗意識がびこり、そのため数多くのレジスタンスや組織が世界中に暗躍していた。
　そしてそのなかで、世界中の地下に網を張る秘密結社コルーサスは、決して表沙汰で口には出されずとも、政府と激しく攻防を繰り広げていた。

　アイシス（アイジェン・シルフィンビ・フォルスフェル：15歳）は、コルーサスの有能な団員であり、六人いる主要員の一人であったが、彼女は突如脱退を決意し、コルーサスからの逃亡を図る。たちまち、アイシスの逃亡はジィアムとコルーサスの知れ渡ることになり、彼女はふたつの巨大な組織から追われる羽目になってしまう。
　ところが、ジィアムの追手ティオ（ティアン・ド・オリドゥワール）にはあっさり見つかり、悲惨なことに何を間違ってかアイシスは、そのティオと行動を共にすることに……？

「わたしの命はあと二年だから、その間に生きている意味を見つけ出したいのよ」

　荒れた世の中で、人々の生活の中で、そして自分の人生で、大切なものはいったいなんなのか。
　各国のサスペンスなどが含まれた、スパイファンタジー。

『アイシスの物語』

　まあ、こんな感じで構想を練っております。三年前の原案（一度ひとつの話を書き終えた）を元にじっくりと煮込んでいます。そのため、必要な資料が半端ない。
　スパイの本と、秘密結社の本と、銃器など、その他諸々。
　もうちょっと文章レベルが上がって、完璧な形となったら執筆したいです。無論、「王国史」完結後の話ですけど（何年先だよ）……。