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主に読書の感想にしか使ってないブログです。でも最近忙しすぎて読む暇が本当にない……。
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 塾の友人から借りた本。
 テキストに載っていたらしい……。

 最初は淡々と過ぎていてあまりつまらなかったんですけど、夏休みが明けてからの展開に引き込まれました。
 親が懇談会で話しているシーンは面白かった。実際の懇談会もこんな感じなのかな、と想像してみたり(笑。

 貸してくれた友人とどこが転換点だったかという話をしたんですが……
 私は夏美が授業を放棄して教室を出ていったシーン(二度目)で、彼は夏美が母親に激昂したところだと言ってました。ちょっと難しいところかもしれません。
 読んでみる人によって、違う気もします。

 後半の後半……
 変わっていく母親、「ワシ」という一人称の青年(端役だけど)、色々と錯誤する夏美。
 それぞれ三人の考え方は違っても、何か共通する部分がありました。
 「これしかない!」という答えはないんだろうなって思いました。簡単に片付くような問題だったら、こんなふうになることはない訳ですから。

 浪人している最中に読めて良かったです。

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 久しぶりの一冊。
 有川浩さんの小説は色々薦められたんですが、ちょうど文庫本で出ていてたのでこれにしました。

 この作家さんすごいなー、というのが読んだあとの一番最初の感想です。
 この一冊を書くのにものすごい量の資料を当たって、取材を重ねたんだろうなと容易に想像がつきました(実際に参考文献の量が半端なかったです。
 心理描写がものすごく巧み。
 たぶん、これはかなり実際の人の心理に近いと思います。
 それくらい納得させられたし、考えるところがありました。

 あるライトノベルをきっかけに主人公二人は、「レインツリーの国」というサイトで出会う訳なんですが……二人のメールのやり取りが面白い。
 メール文だけでも小説になるんじゃないって思うくらいです。
 二人の心情に、ものすごく共感できました。

 ……ネタバレにならない程度に書くと、上のような訳のわからない感想になりました。
 この本を読むと、私がこんなふうに本を読んだ感想を書くのも何かのきっかけになるのかもしれないと思いました。

 お金が入ったら、「図書館戦争」も読みたいです。

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 あまりにも楽しくて丸一日で読み終えてしまいました。

 1~2巻でエリンという女の子は10歳、14歳、18歳と成長していく訳ですが……、その心理描写や口調の違いなどがものすごく巧みなんですよね。
 昔は無邪気で明るい。さらに知識欲旺盛。それはずっと変わらないんですけど、年齢を重ね世の中を知って、尚且つ王獣リランと接していくうちにエリンは自分のやっていることを含め知っていってしまう(ネタバレになるので、伏せますけど。
 国のことにも巻き込まれて、エリンは大変ですけど……最後はあれで良かった……のかな?
 うーん、少しだけ腑に落ちない気もします。
 エサルがどうなったのか気になりますし、セィミヤとシュナン、それからダミヤとイアルもあのあとどうなったかの気になるところです。
 八月に続刊が出るらしいので、そこで語られるといいんですけど……。

 で、あとちょっと気になったのが、エリンとイアルですね。
 おそらく二人はお互いに気がある……はずです。そういった描写がちらちらとあったので、そうかなーと。
 特にイアルはエリンを強く意識してますね。エリンへのアドバイスといい、自分のことを語ったりと言ったり、あとは負傷した時にまずエリンを頼りに行くところとか……。
 ただ、イアルは絶対にそういった感情を表面に出してはいけない堅き楯(セ・ザン)な訳ですから、読んでてちょっと歯痒かったです。
 それにしても、この二人年の差が十歳ですよね。
 何せイアルが二十歳の時に、エリンが十歳な訳ですから。
 この二人の出会い、原作ではイアルが二十八歳くらいエリンが十八歳くらいの時なんですけども、アニメではエリンが十歳の時に出会ってます。
 あー、恋愛フラグだーとか思いながら見ていましたけど……それにしても、犯罪だろ(笑。
 成長してからならまだしも、え、十歳とか……いやまあ、お互いに恋愛感情はさっぱりですけども……むむむ。
 エリンとイアルの関係がアニメではどんなふうに描かれるのか楽しみです。

 そして、早く続刊出てくれ。

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 教育テレビでアニメをやっているのを見たのがきっかけで、気になっていた一冊です。
 世界観が私の好きな雰囲気だったというのもあります……。

 読んでいて、学べます。
 本当にためになります。
 児童書に格付けされてるのに、クオリティーはかなり高いです。

 十歳から十四歳までのエリンが描かれていますが……、可愛いです、可愛い。
 あと、イアルが……←

 「王獣編」のほうも読み終えたので、詳しい感想はそちらで。

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 デルフィニア戦記連載より前に書かれた……いわゆる原型です。
 本編と読み比べてみると、違っているところが色々あってかなり面白いです。

 なんっていうか、ウォルの存在が空気なのが否めない(笑。
 国王のくせに初登場は後半になってからとかオイオイです。

 シェラ視点から描かれているためか、主人公がシェラっぽいようであって……やっぱりなんだかんだ言ってリィだと思います。
 この二人の性格はデルフィニア本編とあんまり変わらないんですけど、違うところもあります。
 やっぱりデルフィニアのほうが二人の性格がそれらしく固まっていて、発言に違和感がない。こっちのほうは、二人らしからぬ発言がいくつかありまして……「ん? そんなこと言うか?」と思ったりしました。

 それにしても、原型から女官長であるカリンと宰相のブルクスがいるとは思っていませんでした。
 脇役なのに、いいポジションだったと思います。……私の好きなバルロが名前だけ出演っていうのは、ちょっと文句を言いたいところですけど……。
 そういえば、ナシアスにいたっては名前さえも出て来なかった……。

 下巻のほうも早く読みたいです。

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プロフィール
HN:
稿 累華
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1990/10/06
職業:
大学生
趣味:
読書・執筆作業・芸術鑑賞
自己紹介:
現在都内の大学に通う大学一年生。一年の時点では教養課程なので専攻はないけど、二年になったら心理学コースに進む予定。
英語はそれなりに読んだり聞いたりして理解できるけど、喋るのはあまり得意ではなかったり。第二外国語ではフランス語、第三外国語ではラテン語を学習中。
将来的には作家になりたいので、創作の肥やしにするために色んなものを聞いたり見たり読んだりして経験値を増やそうと日々奮闘してます。

くわしいプロフィールは下のURLから。
http://pr2.cgiboy.com/S/2401908
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