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主に読書の感想にしか使ってないブログです。でも最近忙しすぎて読む暇が本当にない……。
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 あの「華鬼」の梨沙様が書かれた小説です。
 ネット小説出という、私達ネットライターにとっては希望とも言える方です。

 「時計塔の怪盗」は元々サイトに載せられていた作品を、大幅加筆修正して一章二章を本にしたそうで、来年後編が出るそうです。
 世界観が魅力的。幼名があって、あとで自分に名前を付けて以降はその名前を名乗るらしいのです。
 設定もさながら、とにかく、キャラクターがいいです。
 主人公クリスの幼馴染であるサラサもいいんですけど、やっぱりクリストルのかっこ良さには負ける~。
 サラサはなんていうか、もうちょっと男らしくというか、しっかりしろって言いたくなるんですよね。クリストルの場合は成熟した大人の雰囲気がなんとも……。
 大怪盗だったクリストルの名を継いだクリスですが、二人がどうしてコンビを組んだのか謎のままなので、後編が楽しみです!

 個人的な話、異世界トリップの「月光夜会」も書籍化して欲しい……。
 イースト・プレスからでも、一迅社からでもいいので、切実に。

 お小遣いを貰ったら、「華鬼」も買って読みたいです。

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 原本はドイツのハインリヒ・プレティヒャ著です。

 騎士のすべてがわかる本でした。
 まずはいわゆる騎士道精神に始まり、食事や衣服、城、戦闘服や十字軍に、エッシェンバハのヴォルフラムなど騎士詩人達のことなど。騎士のすべてが詰まった本です。
 これを読んだあとに、自分が騎士に対して間違った意識を持っていたことに気付きました。
 私達が想像する、お伽噺に出てくる騎士達と現実にいた騎士達はどうやら色々と違ったみたいです……。

 ついで、世界史の勉強になりました。
 特に最後辺りの十字軍のことやテンプル、ヨハネ、ドイツ騎士団のことは豆知識にしかならないかもしれませんが、細かいところを知れて良かったです。

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 こっちのブログ放置ですみません。
 最近、日頃の日記は更新情報も含めてコチラに綴っているので、読書レポート以外あまり使ってないのです。
 近日、また読書レポートを上げたいと思っています。

 ところで、現在「領主と踊り子」のリメイク版の設定を、王国史執筆の合間に考えています。
 以下、リアタのほうにも載せたメインキャラクター達はこんな感じ。

 ヴェルン…アルハンという大穀倉地帯を治める領主。
 シエーヌ…アルハン一の踊り子。トーランの使い手。
 エルデス…アルハンの自治都市レイゼンディアの若き職人。
 ソフィア…ヴェルンに仕える壮年の侍女頭。

 まあ、イメージとしては無論中世ヨーロッパです。近世じゃないよ(笑。
 そのために中世の本を五冊ほど読む予定です。現在は一冊目で、あと半分で読み終えるので、その時にレポートを書きます。

 領主と踊り子は、アルハン方伯ヴェルンと踊り子シエーヌのすれ違い多きロマンス。
 以前書いたものと始まりは大きく変えるつもりでいます。
 雑歌を耳にしながら、シエーヌが亡き師匠の墓に花を供えるシーンに始まり、その後アルハン城で開かれた宴で踊りを舞う……まあ、一話はたぶんこんな感じです。
 
 しかし、資料を読むと面白いけど大変です。
 自分がいかに無知だったかを知ります……。
 もっと勉強しないとなー。

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 瀬尾まいこ先生の著作です。
 去年、読書感想文で「幸福な食卓」を読んだのをきっかけにこの人のお話に手を出し始めましたが、「温室デイズ」なんかはちょっと痛々しかったです。想像していたよりはマシでしたが、小学校時代のクラスを思い出しました。

 さてこの話、私の予想を裏切って主人公の清はバレーボールに戻ることはありませんでした。
 やはりそういうところが違うな、と思ったのですが、最後の終わりはすっきりしているようで新たなる門出のようでもあって、満足感と先の想像力を掻き立てられるものでした。
 でも、まさか恋愛面では不倫が関わってくるとは思わなかった……(苦笑。
 私が読んだ不倫話(?)は橋本紡先生の「月光スイッチ」だけで、生々しさと清々しさを併せ持ったような作品だったのですが、このお話は男に対して腹が立つけど、腹が立たない。清と、いい加減な気持ちで付き合っている訳ではないからです。だからと言って、男の都合とやらで女を振り回すのはやめて欲しいけど。
 素敵だったのは、やはり文芸部唯一の部員にして部長の垣内君ですね。
 彼みたいな人がいたらいいなと思うんですが……、現実はそう甘くない。
 川端康成を一生懸命読む男子学生なんて、一瞬でほろっとなっちゃいそう←
 先日まで、私は「伊豆の踊り子」を読んでいましたが、その中で私が好きな「抒情歌」について書かれているのを読んだ時は、何事も知識があったほうがいいと実感しました。やっぱりあれはロマンチックだもんね。花になりたいとか……私も好きな人に対してそこまで思えるかしら。
 主人公がバレーをやめた理由は、そんな経験はないけど、理解はできます。
 ちょっと違うけど、なんだかリンクするものがあるなと思いました。まったく同じではないけど、人って似たような経験をすることはあると思います。

 ところで、この本はどうやらどこかの模試に一部を抜粋されたらしいです(海都が言ってた。
 そう考えると、なんだか怖くなったりする私は小心者なのかもしれません。たぶん、模試に出たら絶対に解けない自信があります。それを聞いた瞬間に、邪念を抱きながら読み進めていたのですが、線が引っ張ってあって、以下から正しいものを選べ、とか言われたら絶対無理です。絶対……。
 自分が過去読んだ話が受験とか模試に出たら、試されているような気がして嫌です。文学って楽しむものなのに、その味が欠けてしまう気がします。
 ……けっこうたくさん本を読んでいるのに、国語の成績が上がらないって悲しかったりします。

 ちょっと暗くなっちゃいましたけど、このお話は読みやすかったし、楽しかったです。
 これ以降、溜め込んだ本の中に瀬尾まいこ先生の作品が二冊あるので、読むのが待ち遠しいです。

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 受験という壁が一歩一歩近付いているのに対し、一歩一歩後退しようとしている私はいったいなんなのか……。
 大学生になりたいような、なりたくないような……ジレンマです。
 ハムレットもこうだったのかしら。

 とにかく来週またテストがやって来ます。
 嫌でもやって来ます。どうして、くるんだよ、バカヤロー。
 世界史の勉強だって全然進んでなくて、模試で九割取ったことがないし……あぎゅー。

 まあ、とにかく恒例の「センドラ連合王国史」八章予告です。

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プロフィール
HN:
稿 累華
年齢:
34
性別:
女性
誕生日:
1990/10/06
職業:
大学生
趣味:
読書・執筆作業・芸術鑑賞
自己紹介:
現在都内の大学に通う大学一年生。一年の時点では教養課程なので専攻はないけど、二年になったら心理学コースに進む予定。
英語はそれなりに読んだり聞いたりして理解できるけど、喋るのはあまり得意ではなかったり。第二外国語ではフランス語、第三外国語ではラテン語を学習中。
将来的には作家になりたいので、創作の肥やしにするために色んなものを聞いたり見たり読んだりして経験値を増やそうと日々奮闘してます。

くわしいプロフィールは下のURLから。
http://pr2.cgiboy.com/S/2401908
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