彫刻の森美術館に行って来た、父上殿と母上殿がすばらしいお土産を買ってきてくれました。
なんと、2009年度版のアルフォンス・ミュシャのカレンダーと、そして、カメオ展のカタログです。
まずは、ミュシャのカレンダー表紙。

うひょひょひょ(怪しい。
あー、顔が綻ぶ。
アルフォンス・マリア・ミュシャは、現在のチェコ生まれの、アール・ヌーヴォーを代表とする画家です。
主に、舞台劇のポスターを手掛けていて、かなり独特の淡いふわっとした雰囲気を持つ絵(ポスター)です。日本人には結構人気で、私もその一人だったりします。実は、ミュシャのポスターのある一枚に刺激されて、「王国史」のナタリナ姫は生まれました(笑。
ちなみに、アール・ヌーヴォーは、十九世紀末のヨーロッパ(主にフランス)での芸術運動ですが、歴史的にはベル・エポック期に含まれているものです。ミュシャの他でアール・ヌーヴォーの有名な芸術家はエミール・ガレとか、アール・デコも跨いでいるルネ・ラリック(この二人は工芸家)、あとは建築家ガウディなど、よく知られている人が多いです。
……クライスラー・ビルはうーん、どうなんだろう。
まあ、私はアール・ヌーヴォーもアール・デコも好きですよ(同じ趣味の人いるかしら。
さて、次にカメオ展のカタログ。
まず、表紙。

アレクサンドロス大王から、ナポレオン三世までの二千年間(だよね?)の長い歴史のあるカメオのコレクションらしいです。表紙の柱が何気にイオニア式(ドーリア式は間違いでした。
この表紙、かなり頑丈です。
で、中身はと言いますと……

ものすごく小さな文字で、ひたすらカメオについて30ページ以上語られています。
この詳しさは読んだだけでカメオのプロフェッショナルになれるくらい。
使われた宝石や金属、モチーフ、また歴史との関連点など数多く。
そして、それが終わると……

このように、今回の展覧会で出展された美しい品々の写真が、注釈と共に乗せられています。
最後のページには、カメオに関する用語がずらり……。
やばいよ、これ。夢見る乙女には刺激が強すぎる、すばらしいカタログです。
3000円くらいするらしいのですが、小説の資料になること間違いなしです。
私の文章の参考にします、絶対に(笑。
もはや、テスト勉強どころではなく、カメオの勉強に走りたくなってきた私です。
エリザベス女王にポンパドゥール夫人、ヴィクトリア女王……歴史的な人々の名前も多く連なっていますし……。とにかく、どうやって作られたのかとか、すべてが詳しいカメオの参考書です。
このカメオのカタログもそうですが、美術展のカタログのいいところは、一般書籍にはない詳しさの度合いです。
たとえば、フェルメール展のカタログを上げてみると、ひとつの絵に関してすべてが細かい。一般書籍では語り尽くせないような深い意味などが語られていて、一枚の絵をじっくり咀嚼できます。
レポートとかを書くのにもとても参考になるし……(無論、抜粋するなら、それを記述せねばいけませんが。
同じ創作活動をしている皆さん、美術館のカタログはすばらしいですから、是非ご参考に。
……とりあえず、このカタログをお土産に買ってきてくれた父上殿と母上殿に感謝です。
ふふーん~♪
なんと、2009年度版のアルフォンス・ミュシャのカレンダーと、そして、カメオ展のカタログです。
まずは、ミュシャのカレンダー表紙。
うひょひょひょ(怪しい。
あー、顔が綻ぶ。
アルフォンス・マリア・ミュシャは、現在のチェコ生まれの、アール・ヌーヴォーを代表とする画家です。
主に、舞台劇のポスターを手掛けていて、かなり独特の淡いふわっとした雰囲気を持つ絵(ポスター)です。日本人には結構人気で、私もその一人だったりします。実は、ミュシャのポスターのある一枚に刺激されて、「王国史」のナタリナ姫は生まれました(笑。
ちなみに、アール・ヌーヴォーは、十九世紀末のヨーロッパ(主にフランス)での芸術運動ですが、歴史的にはベル・エポック期に含まれているものです。ミュシャの他でアール・ヌーヴォーの有名な芸術家はエミール・ガレとか、アール・デコも跨いでいるルネ・ラリック(この二人は工芸家)、あとは建築家ガウディなど、よく知られている人が多いです。
……クライスラー・ビルはうーん、どうなんだろう。
まあ、私はアール・ヌーヴォーもアール・デコも好きですよ(同じ趣味の人いるかしら。
さて、次にカメオ展のカタログ。
まず、表紙。
アレクサンドロス大王から、ナポレオン三世までの二千年間(だよね?)の長い歴史のあるカメオのコレクションらしいです。表紙の柱が何気にイオニア式(ドーリア式は間違いでした。
この表紙、かなり頑丈です。
で、中身はと言いますと……
ものすごく小さな文字で、ひたすらカメオについて30ページ以上語られています。
この詳しさは読んだだけでカメオのプロフェッショナルになれるくらい。
使われた宝石や金属、モチーフ、また歴史との関連点など数多く。
そして、それが終わると……
このように、今回の展覧会で出展された美しい品々の写真が、注釈と共に乗せられています。
最後のページには、カメオに関する用語がずらり……。
やばいよ、これ。夢見る乙女には刺激が強すぎる、すばらしいカタログです。
3000円くらいするらしいのですが、小説の資料になること間違いなしです。
私の文章の参考にします、絶対に(笑。
もはや、テスト勉強どころではなく、カメオの勉強に走りたくなってきた私です。
エリザベス女王にポンパドゥール夫人、ヴィクトリア女王……歴史的な人々の名前も多く連なっていますし……。とにかく、どうやって作られたのかとか、すべてが詳しいカメオの参考書です。
このカメオのカタログもそうですが、美術展のカタログのいいところは、一般書籍にはない詳しさの度合いです。
たとえば、フェルメール展のカタログを上げてみると、ひとつの絵に関してすべてが細かい。一般書籍では語り尽くせないような深い意味などが語られていて、一枚の絵をじっくり咀嚼できます。
レポートとかを書くのにもとても参考になるし……(無論、抜粋するなら、それを記述せねばいけませんが。
同じ創作活動をしている皆さん、美術館のカタログはすばらしいですから、是非ご参考に。
……とりあえず、このカタログをお土産に買ってきてくれた父上殿と母上殿に感謝です。
ふふーん~♪
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プロフィール
HN:
稿 累華
年齢:
34
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/10/06
職業:
大学生
趣味:
読書・執筆作業・芸術鑑賞
自己紹介:
現在都内の大学に通う大学一年生。一年の時点では教養課程なので専攻はないけど、二年になったら心理学コースに進む予定。
英語はそれなりに読んだり聞いたりして理解できるけど、喋るのはあまり得意ではなかったり。第二外国語ではフランス語、第三外国語ではラテン語を学習中。
将来的には作家になりたいので、創作の肥やしにするために色んなものを聞いたり見たり読んだりして経験値を増やそうと日々奮闘してます。
くわしいプロフィールは下のURLから。
http://pr2.cgiboy.com/S/2401908
英語はそれなりに読んだり聞いたりして理解できるけど、喋るのはあまり得意ではなかったり。第二外国語ではフランス語、第三外国語ではラテン語を学習中。
将来的には作家になりたいので、創作の肥やしにするために色んなものを聞いたり見たり読んだりして経験値を増やそうと日々奮闘してます。
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